米シックインカムと旅するコメ屋〜米って凄いよなって話〜
2019.03.24 Makoto Ootsuka
雑記
どもー!とかとこ の大塚です!
最近、妻が関わっているプロジェクトで「お米農家」さんと繋がることが増えました。
▲虎ノ門での米への反応の良さがすごい(Photo by yano wataru)
僕の運営している「asto」にも「米農家の嫁」的な会員さんがいて、米を売り続けているのです。
その子、飼ってる犬の名前も「コメ」なんですよ。
シバ犬(確か珍しい猟犬)みたいなやつなんで「玄米」とかの方がしっくりきますけどね。
ほんで今日は突然、「米」ってめちゃくちゃ凄いなぁって話をなぜかします。
米(ベイ)シックインカムと地域仮想通貨
上手く言ってるのかと思いきや、字面が悪すぎる。
地方にいると米が実質ベーシックインカムになってるんですよね。
特に十日町(魚沼地域)にいると米には困らない。常に玄米あるし、もらうし、家の周りは米が実ってる。
常に米が炊き続けられていたシェアハウスに住んでいたおかげか、僕自身も4年で20kgも増量しました。
いやぁ、米すごい。美味い米の価値は高い。
事実、米があれば死なない。
お金なければ米炊いて、その辺に生えてる草を千切って食べてれば死なない。
その草すら美味い。
▲その辺の草。わさわさ生えてる。なくならない。(photo by monchi)
だから、スタートアップの人達に米を出資するとか、家賃の何%分の米を学生にあげるとか、インターンの報酬を米にするとか、法廷通貨なみに価値あるんじゃないかと思ったんです。
てか、お金稼いで何買います?結局は米を買いますよね。
そういうことですね。年貢ですよ。
最近、流行りそうな地域仮想通貨。
それも米でいいんじゃないですかね。米トークン的な。(よく分かってない)
誰がもらっても嬉しいし、玄米のまま保管すれば鮮度は持つし、価値高いですよね米。
何かの価値と交換する時、お金じゃなくて米トークン使いましょう。
多拠点生活と旅する米屋
はい。何を言い出してるのか意味分かりませんよね。
最近、ADDressやホステルパスが話題ですよね。僕、めっちゃやりたい。
場所を選ばずに移動しながら生活するのは、今もやってますけど
基本的にそれやるためには「居場所・仕事(お金)・住居」が必要なんです。
多拠点型ライフスタイルって、これらを確保する難易度が高い。
見知らぬ土地で交流を深め、移動しながらでも収入が入ってきて、毎晩寝泊まりする場所を確保する。
常人には厳しいですよね…。でも、先述のサービスによって住居の確保がされました。
残りの要素はどうしましょう。
うん、米で良いのではないですかね?
玄米を担いで旅しましょう。玄米と精米機持って、行った先々でお米炊いて。
なんなら、羽釜も持ち運べば良い。
▲こういう釜あれば、どこでも炊けるやん。
昔、車使いつつ1人3000円で2泊3日の縛りプレイ旅しよう!ってした時に持っていったのはテントと米とガスコンロでした。
旅先で「いやぁ、旅しながら魚沼産コシヒカリ炊いてるんすよ〜」とか言えば
周りの人たち絶対おかずくれる。交流もしやすい。コワーキングスペースとか行けばイベントにしてくれますよね。
「魚沼産コシヒカリと地域のおかずをコラボしよう!」みたいなイベントが十中八九発生する。
美味しかったらお米買いませんか?って農家から直販で買える申し込み用紙渡して、次の町に行く。
もはや羽釜とかも一緒に売ったら良いかな。ふるさと納税の営業もしたり、防災協定しましょうって災害時にお互いに米なり食べ物なり贈る協定とか締結したら社会的に何か良さそう。
もし自分が旅をするなら「旅する米屋」的な名前を名乗って、
米と精米機と釜と水をバックパックに詰めて、旅人になる。
▲これでバックの中に米詰まってたらひくわ。友達の写真使ったごめん。
旅人を応援する最先端の米屋おらんかな
米がなくなったら、給米スタンド(きゅうまいスタンド)が、
各地…せめて東京とか大阪とか都市圏にあったら、米がなくなった時に補給したい。
魚沼産コシヒカリを1俵ほど置いてもらって「旅する米屋」がやってきたら与えてくれる菩薩のような米屋。
まぁ、でも実際にバックパックに米パンパンに詰めて旅してるやついたら、怖いわ。
質量も凄いですよね、米。
そういえば、お米を上手に炊くには氷水で浸水させると良いらしいですよ。
なんの話やねん。おやすみなさい。

この記事を書いた人
大塚 眞 / 経営ディレクター / ライター