旅する米屋をやりたい話
2019.03.24 Makoto Ootsuka
コラム
春の喜びと旅
最近、春を感じるようになってきました。
豪雪地に住んでいると春到来の喜びは、久しぶりに着たコートに500円玉が入っていた時の100倍は嬉しい。
春は旅に出たくなりませんか。僕も最近、旅に出たい欲が高まってます。
インドアな生活は好きなのですがね。たまに、ふらーりしたくなります。
サバイバルみたいな、野山や海辺にあるもので暮らす生活。
僕は大雑把なので、そういう生活を続けると適当に死ぬと思いますが憧れますよね。
ちなみに、蛇とか野草とか好きです。
▲その辺にいたら、思わず捕まえちゃう。
▲こうなると食材にしか見えないですよね
旅をするなら、暮らしながら
旅するなら、どんな旅をしようかなぁって思うんですけど1ヶ所に長い間滞在して
人と会ったり、その土地の風土を感じたり考えたりしたいです。
もはや、暮らしながら旅をするというイメージかもしれませんね。
そんなサービスも出始めていますし、上手く活用して色んな場所で行商人みたいな暮らしもしたい。
十日町で米に困らない生活
僕、蛇だけじゃなくて、ご飯も好きなんですよね。
だから十日町は天国です。米に困ることはない。米シックインカムが整備されています。
24時間、常に米が常備されているシェアハウスに住んでいたおかげで、4年間で体重は20%増量しました。
いやぁ、米すごい。美味い米の価値は高い。
さらに春になれば、もしお金がなくても
米を炊いて、その辺に生えてる草を千切って食べてれば死なない。
すごいのが、その草すら美味い。価値が高い。たまに蛇がいれば栄養も大丈夫。
この価値を持ち運んで旅をしたい
米を食べ、草を食べ、時々蛇を食べれば幸せです。
幸せといえば、何が幸せなのか考えたことありますか?
「Happiness is only real when shared」
僕の好きな「into the wild」という映画の中の一節。
「幸福が現実となるのは 、それを誰かと分かち合った時」
なんとも深い。
複数の拠点を行き来する魅力は、
いくつもの価値を持ち運び、分かち合うことが出来ることなのかなとも漠然と思います。
だから、美味い米を背負って売りながら、分け合いながら旅したら楽しいかなって思ったんですよね。
手回しの精米機とか持って、朝はコーヒーと一緒に米も挽きます。
▲至高の一作
昔、車に乗って1人3000円で2泊3日の縛りプレイ旅しよう!
って持っていったのはテントと米と鍋とガスコンロだったなぁ。
旅先で「いやぁ、旅しながら魚沼産コシヒカリ炊いてるんすよ〜」とか言えば
周りの人たち絶対おかず持って来てくれますよね。交流もしやすい。
コワーキングスペースやゲストハウスに行けば、十中八九イベントにしてくれそう。
「魚沼産コシヒカリと地域のおかずをコラボしよう!」みたいなやつ。
▲こういうのあれば、どこでもお米炊ける
有能だなぁ、米。
本当の 春が来たら、玄米と手回し精米機と美味しく炊ける羽釜とコンロ。
そして、乾燥させた美味しい草をバックパックに詰め込んで旅に出よう。

この記事を書いた人
大塚 眞 / 経営ディレクター / ライター